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現地オーディション②マネス音楽院での忘れられない”珍”体験!

( 前回のマンハッタン音楽院の オーディション からの続き) 詳しいいきさつは 忘れてしまいましたが、 オーディションの前に、 マネス音楽院の入学課オフィスと オーディションの レパートリーについて メールのやり取りをしていました。 すると ―バッハから一曲 ―コンチェルト ―自由曲1曲 を用意するように 連絡がきたのです。 要項の内容とは 食い違っていたはずでしたが、 まだまだ英語に不慣れな私は このメールを鵜呑みにして 他の学校では求められなかった コンチェルトを一曲 準備していました。 *** オーディション当日、 ホールの横の受付で 紙を渡され、 その紙にレパートリーを 記入するように 指示されました。 バッハ トッカータ ホ短調 モーツァルト コンチェルト K415 シューマン 謝肉祭 と記入。 バルトークの組曲も書いたかな? ホールに入った途端、 ふわっと温かい雰囲気を感じました。 舞台から向かって 一番右端に座っておられた チェア(代表)の先生の ↑ (パブリナ・ドコフスカ女史) “Hello, how are you?” から始まり、 「さぁ、ではバッハから 始めましょうか?」 と言葉をかけていただいた と思うのですが、 「バック」 と発音されて、 「=バッハ」と分かるまでに 数秒かかりました。 英語ではバック(語尾が子音のk) と発音します。 トッカータのオープニング部分 を終えたをところで いったんカットされて、 最後のフーガを リクエストされました。 続けて、 シューマンの謝肉祭の第一曲 すると、 「じゃあ、モーツアルトの コンチェルトが聞きたいです。」 * さて、ここで、 お気づきの方も おられるかとは思いますが、 コンチェルトって、、、、、、 そうです!! オーケストラとソリストが 一緒に演奏する あの、コンチェルト=協奏曲! 舞台上には私一人、 オーケストラパートを受け持つ 第二ピアノはありません。 第二ピア二ストも いません。 何故??? 当時の自分にツッコミたいのは 山々なのですが、 なんせ初めてのことだらけ、 余裕がなかったのです。 オーディションのために 単身アメリカにやってくる というだけで もういっぱいいっぱいだった のです。 また、 学校側から 第二ピアニストを用意するとも 第二ピアニストを用意してください 等の連絡もありま