出願予定校の
「募集要項」を見るときに
最初にチェックしたいのが以下の2点。
1.必要な提出書類
2.出願期限
【出願のステップ】
出願したい学校の
ホームページを見つける。
↓
ADMISSION (入学事務) の頁へ行く。
↓
APPLY (出願) という項目を探す。
↓
ELIGIBILITY (出願資格)
APPLICATION REQUIREMENT (出願必要条件)
TIMELINE (出願手順、〆切の日程)
↓
ADMISSION (入学事務) の頁へ行く。
↓
APPLY (出願) という項目を探す。
↓
ELIGIBILITY (出願資格)
APPLICATION REQUIREMENT (出願必要条件)
TIMELINE (出願手順、〆切の日程)
をチェックする
*
出願の具体的な
プロセスに入る前に
アメリカの学位制度や用語について、
少しご紹介。
少しご紹介。
【出願の際に知っておきたい用語1】
Full-time student (正規学生)
Part-time student (非正規学生)
Part-time student (非正規学生)
Full-time studentとは、
一定期間に、一定以上の単位を
履修する「正規学生」のことです。
一定期間に、一定以上の単位を
履修する「正規学生」のことです。
Part-time studentは
必要な教科だけを履修したり、
短期間聴講、またはレッスンのみを受講する
「非正規学生」のことです。
必要な教科だけを履修したり、
短期間聴講、またはレッスンのみを受講する
「非正規学生」のことです。
Part-time student では
留学生に発行される
F1ビザが適用されません。
留学生に発行される
F1ビザが適用されません。
ディプロマ(例)の種類]
【出願の際に知っておきたい用語2】
Undergraduate Program (大学学部)
Graduate Program (大学院)
大学4年間の過程:
Undergraduate Program
Undergraduate Program
大学院の過程:
Graduate Program
Graduate Program
【出願の際に知っておきたい用語3】
Degree Program (学位取得プログラム)
Non-degree Program (修了証書取得プログラム)
Degree Program は
プログラムを修了した際に
学位が授与されます。
プログラムを修了した際に
学位が授与されます。
Non-degree Program は
学位ではなく
修了証書 (ディプロマ) が
授与されます。
学位ではなく
修了証書 (ディプロマ) が
授与されます。
---------------------------------------------------
Degree Program:
Bachelor’s degree(学士号)
Master’s degree (修士号)
Doctorate degree(博士号)
Degree Program:
Bachelor’s degree(学士号)
Master’s degree (修士号)
Doctorate degree(博士号)
Non-degree program:
Undergraduate Diploma
Graduate Diploma
Professional Studies Diploma
Artist Diploma
--------------------------------------------------
Undergraduate Diploma
Graduate Diploma
Professional Studies Diploma
Artist Diploma
--------------------------------------------------
学位は上記の3種類ですが、
ディプロマ・プログラムに関しては、
学校によって
種類・呼び名が異なります。
学校によって
種類・呼び名が異なります。
また、全ての学校に
全ての学位取得プログラムが
あるわけではありませんので
あらかじめ募集要項で
全ての学位取得プログラムが
あるわけではありませんので
あらかじめ募集要項で
確認しておいてください。
Non-degree Program の特徴は
アカデミック(学術的) の必修科目が
比較的少ないことです。
実技のスキルアップに
専念したい人向けです。
既に学士号や、修士号を
取得していて
更に実技を極めたい人も
Non-degree Program を選びます。
更に実技を極めたい人も
Non-degree Program を選びます。
Degree Programでは
必須科目履修以外に
レクチャーリサイタルや論文などが
課せられる学校も多いです。
学位を取得するための
requirement (必要条件)は、
学校によってまちまちなので、
出願する時点で
あらかじめチェックしておくと
より自分の目的に合った
プログラムを選ぶことが
できるはずです。
あらかじめチェックしておくと
より自分の目的に合った
プログラムを選ぶことが
できるはずです。
Degree Program のメリットは
学位がグローバル共通であることと、
将来大学で教鞭をとれる
チャンスが増えることです。
学位がグローバル共通であることと、
将来大学で教鞭をとれる
チャンスが増えることです。
米国大学における
テニュアトラック制*の審査の際には、
博士号を取得していると
非常に有利になります。
[*大学で教授として終身雇用が
テニュアトラック制*の審査の際には、
博士号を取得していると
非常に有利になります。
[*大学で教授として終身雇用が
保証される権利を得る過程のこと]
言うまでもありませんが、
学位が無くても
教授職につかれる方も
おられますし、
その逆もしかり、
学位があったとしても
教授職に就けない方々
もたくさんおられます。
教授職につかれる方も
おられますし、
その逆もしかり、
学位があったとしても
教授職に就けない方々
もたくさんおられます。
そもそも
教授職に興味がない
演奏家の方々も
おられるかと思います。
教授職に興味がない
演奏家の方々も
おられるかと思います。
ただ、
ジュリアード音楽院の
Artist Diploma など、
非常に難関の
Non-degree Programを修了して
既に演奏家として
ジュリアード音楽院の
Artist Diploma など、
非常に難関の
Non-degree Programを修了して
既に演奏家として
活躍されている方々でさえ、
教授職を得るために
改めて博士課程に進まれるケースを
たくさん目にしてきたことも事実です。
たくさん目にしてきたことも事実です。
*
学位取得プログラムの
基本的な出願資格は以下の通りです。
①高校卒業、
またはそれに匹敵するの資格を取得済み (予定)
↓
Bachelor‘s Program (学士課程)
↓
Master‘s Program (修士課程)
③修士号取得済み (予定)
↓
Doctorate Program (博士課程)
一定の条件を満たせば、
学士号を取得後、
修士課程を経ずに
直接博士課程へ進むケースも
あるようです。
直接博士課程へ進むケースも
あるようです。
基本的に年齢制限はありませんが、
若手育成に特化した
若手育成に特化した
カーティス音楽院には、
年齢制限があります。
しかし、これはとても稀なケースです。
年齢制限があります。
しかし、これはとても稀なケースです。
どの学校においても
特殊例があると思いますので
特殊例があると思いますので
自分に出願資格があるか
分からない場合は、
Admission Office に連絡して、
確認することをお勧めします。
分からない場合は、
Admission Office に連絡して、
確認することをお勧めします。
例え、希望するコースの
出願資格が無くても、
別のコースへ出願することを
勧められる場合もあるからです。
***
次回:出願準備 ②「具体的な出願の準備」
出願資格が無くても、
別のコースへ出願することを
勧められる場合もあるからです。
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次回:出願準備 ②「具体的な出願の準備」