前回の質問:
ピザ(pizza) は
数えられる(可算名詞)?
それとも
数えられない(不可算名詞)?
(*答えを既に知っておられる方は、おまけ〜文末の次回予告へ↓)
答えは、ズバリ
「両方」
1.切り分ける前のピザ (whole pizza) は
数えられます。(=可算名詞)
a whole pizza
two whole pizzas
three whole pizzas
.
.
.
2枚以上の (whole) pizza には
語尾に「s」が付きます。
「whole」という単語は「全体」を
意味します。
意味します。
2.切り分けた後のピザ (slice of pizza) は
数えられません。(=不可算名詞)
「〜切れ」を表現する
"slice of (または piece of) "
とセットで使います。
とセットで使います。
a slice (piece) of pizza
two slices (pieces) of pizza
three slices (pieces) of pizza
.
.
.
.
2切れ以上のときは、
slice (またはpiece) の語尾に
slice (またはpiece) の語尾に
「s」を付けます。
ケーキ (cake) を数える時も同様。
切る前は可算名詞、
切った後は不可算名詞となります。
切った後は不可算名詞となります。
切った後のケーキを数えるときは、
"piece of (slice of)" を付けて、
a piece of cake
two pieces of cake
three pieces of cake
.
.
.
と数えます。
似たような例として
コーヒー (coffee) を数える時には、
「〜杯」を表現する
"cup of"
とセットで使います。
a cup of coffee
two cups of coffee
three cups of coffee
.
.
.2杯目以降には
cup の語尾に「s」を付けます。
*
日本語には
可算名詞、不可算名詞といった
分類がないので
分類がないので
魚 (fish) =不可算名詞
概念 (concept) =可算名詞
といった独特な分類を
といった独特な分類を
色々探してみるのも
興味深いです。
興味深いです。
*
《おまけ》
少し話がそれてしまいますが、
《おまけ》
少し話がそれてしまいますが、
"a piece of cake" は、
「朝飯前」や「楽勝」といった
意味合いを持つ
意味合いを持つ
慣用句でもあります。
その場合、
その場合、
“It’s a piece of cake!"
=「そんなの簡単だよ」
「お安い御用です」
=「そんなの簡単だよ」
「お安い御用です」
と訳されます。
他にも色々面白い表現があるので、
また少しずつご紹介出来れば思います。
*
最後にもうひとつだけ、
前回のブログに登場した
「ピザ一切れの半分」
これを英語で表現すると、
‘‘half a slice of pizza‘‘
となります。
***
(次回予告)
次回の留学体験記:
「なぜ、ニューヨーク?その1」